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■ジャングルブーツ,コンバットブーツ

ジャングルブーツは,ベトナム戦争中期の 1966年ごろ開発され,ヴェトナム戦争で最も使用され,「 TROPICAL COMBAT BOOT 」,通称「 パナマブーツ 」,「 ジャングルブーツ 」と呼ばれていて,ミリタリーを取り入れた,カジュアルな服装に合わせて足元で男らしさを魅せるスタイルは,今やストリートの常識となってる。

ジャングルブーツは,1969年頃から使用され始めたがエリート部隊から支給を開始し,「ビブラムデザイン」の在庫を掃かせなければならなかったため,一般部隊での使用は少なかったようで,最近では,このタイプのジャングルブーツのコピー品もいくつか出ているが,探せば実物も適価で入手できるようである。

ジャングルブーツやコンバットブーツやジッパー付きパイロットブーツは,ミリタリースタイルのファンやサバイバルゲーム ( サバゲー ) ファンが,密林や山河,このブーツで都会のジャングルを駆け回わるそのかっこよさから大人気です。

ジャングルブーツは,様々なブランドが米軍仕様の実物を元にデザインしたシューズが多く出回ってきています。

コンバットブーツやジャングルブーツは,完成されたフォルムと履き心地や機能性で履く側のニーズにフィットし,合皮とキャンバスコットンのコンビで暑いジャングル向けに開発されただけあって,日本の夏にも耐え,長時間はけるよう工夫された通気性作りになっているのも人気の理由です。

■コンバットブーツとジャングルブーツ

コンバットブーツや米軍レザーパイロットブーツを街や雑誌で見かけるが,ジッパー付きのパイロットブーツは,着脱が容易でデザインも良く,アメリカの狙撃隊員SWATの使用しているコンバットブーツは,使い込むほどに味の出るブーツファッションとして,ワークパンツ,デニムやカーゴパンツなどとの相性もよく,細身のパンツに合うオールシーズンのメンズブーツとして人気が高い。

ジャングルブーツやコンバットブーツは,かかと部分と足先部分は慎重に何重にもしっかり縫製され,足への衝撃緩和もしっかりし,足裏の形状は油でも滑りにくいスタッドレス加工で,一見すると重そうで硬そうなブーツだが,SWAT隊員の動き易さを意識した軽さと柔軟さは,想像以上の作りとなっている。

ジャングルブーツは,くるぶし部分とアンクルの部をコットンとナイロンで通気性を高め,暑いジャングル向けに開発され,日本の夏でも快適に履ける大丈夫な作りで,ブーツ上部のキャンバス部分は,クッション性を高くするため厚い。

■ジャングルブーツとその構造

エンジニアブーツは,安全靴で,つま先にスチールカップなどで安全対策をし,長時間歩くと辛く,外観は同じでも,安全靴としての機能の無いものもある。

ミリタリーブーツは,構造的にエンジニアブーツと同じで,軍用品と民生品により仕様が異なる。

軍用品は,つま先には有刺鉄線などの踏みつけ対策用にスチールカップや底に薄い鉄板などが施され,
民生品は,型崩れ防止目的のカップで,柔軟性のるスニーカーの延長線上で歩き易く,特殊部隊などが愛用し,実物そっくりのレプリカ品は耐久性に若干難がある。

ジャングルブーツは,布と革で構成され真冬には寒いが,ジャングルで行動し易くて通気性も高く,機能優先のデザインは無駄がなくシンプルなのが魅力で,ミリタリーファンやおしゃれな人にも人気がある。

砂地や泥地を歩くためのコンバットブーツとジャングルブーツは,革のみの構成で冬季や寒冷地でも使用され,コンバットブーツとジャングルブーツの境界のないゴアテックスブーツもある。

テネシー州のロスコ社製は軍規格品を収める会社で,実戦から製品が出来上がっているのでジャングルブーツの完成度は高い。


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